モールテックス&オルトレマテリアの予備事項
モールテックスとオルトレマテリアは不燃材料です。燃えることありません。
樹脂で構成してますがモールテックスは100℃までオルトレマテリアは140℃まで熱に耐えることができます。
モールテックスとオルトレマテリアはどちらの水性で構成されてますので、アルコールやアルカリ性、酸性などには弱いので極力使わないようにしてください。
コーディング剤はとても優れてますが、その機能が壊すほどの強い成分を流さないでください。(例 パーマ液 等)
MORTEX
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モールテックスのご説明
モールテックスはベルギーのモルタルになります。
防水性を持ちコンクリートの強度をより硬く弾性素材で伸縮性がありひび割れも強く、下地は木、ガラス、鉄、ステンレス、コンクリート、その他、などあらゆる下地に施工が出来ます。
モールテックスの施工について
モールテックスの施工方法は正解がないため、各技術者の感覚で仕上げ、その仕上げのクオリティが違います。
施工に対して気難しく作業性が悪いため、講習を受けた左官職人さえまともに仕上げが出来ないことがあります。
講習どおりの工程では最低7日間必要になります。

弊社のモールテックスは岡山で数々の現場施工の経験と知識、自らの向上心で、美しい仕上げにします。(現場施工実績に載せてます)職人の鏝さばき、微かな不陸で鏝波、色ムラがで2度と同じ表情に出来ない世界で一つだけのものになります。
モールテックス施工場所
コンクリート以上の強度とあらゆる下地に施工が出来るため、床、壁、カウンター、キッチン、テーブル、家具などすべてにおいて使うことが出来ます。
防水性能があるため、浴槽や外でも施工ができます。
モールテックスのお使いについて
モールテックスは防水性はありますがコーディング剤が一時耐水性しかありません。
一時耐水性しかないため水&油成分を1時間以上そのままにしておくと水の湿気や油成分の湿気がコーディング剤の中に入り込みます。
それがシミになるのでお使いになって汚れた場合はお掃除をすることをお勧めします。
一度浸み込みますと2度と取れなくなりますのでご注意してください。
シンク一体型の洗面台を購入するお客様はかなりのお手入れが必要になります。
  • ビールワックス
  • モールテックスのメンテナスについて
    別売りのビールワックスを使用することで格段に汚れ防止になります。
    水拭きを何度もすることで効力がなくなりますので、水拭きで汚れが取りにくくなった時に使用してください。
    納品の時はビールワックスまで仕上げをしてます。

    ビールワックスの使い方
    布、ウエスなどで薄く伸ばすようにしてください。
    厚めに使用すると布、ウエスの跡が残りますので注意してください。
    使った布、ウエスなどは水に浸けるもしくは洗ってください。
    国内で一度だけ自然発火をしたことがあります。注意してください。
OLTREMATERIA
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オルトレマテリアのご説明
イタリアで生まれた左官材の床材です。
樹脂は水性のアクリル樹脂とひまわりの油で構成しており樹脂だけで固めてますので人体に悪影響もない商材になります。
元々床材になってましたが、意匠的にも優れており、壁、キッチン、テーブルや家具などに使われるようになりました。
意匠的に優れてる理由として、5つの骨材がありその構成で仕上げの表情が違ったり、塗料で浸透させて奥深いムラ感を表現や、金属の仕上げもあり、さらにSDGsでガラスや貝殻、電球やコーヒー豆の殻などを入れて仕上げをすることも可能です。
オルトレマテリアは防水性はありませんが世界に誇る耐水性があります。
24時間の汚れ実験表を載せてますので参考にしてください。
左官材初のHACCP(ハサップ対応)になってますので、キッチン、洗面台、テーブルなどのお使いがお勧めです。
オルトレマテリアのメンテナンス用について
オルトレマテリアはワックスをすることもないメンテナンスいらずですが下記写真のように

  • オルトレマテリア メンテナンス
    水道水のカルキ跡が残り白くなります。
    これが気になる方はお手入れをしてください。
  • オルトレマテリア メンテナンス
    色が白だけでカルキ跡は目立たないようになります、目皿の金具にはくっきりと残ってます。
    オルトレマテリアは汚れには強いですが、長く綺麗に使うにはお手入れが必要です。